災害トイレ「UDドライトイレ」

 災害トイレの二つ目は、トイレの未来を考える会の「UDドライトイレ」

 トイレの未来を考える会は、し尿分離処理の研究を発展途上国で行ってきた京都大学の研究者が集まってできた会。東日本大震災直後に会が活動し、2か月後の2011年5月には、開発したトイレを持って宮城や岩手の避難所を巡り、700個近くを配布している。その実績が評価され、第14回日本水大賞グランプリを受賞した。

 ウンチとオシッコを分けることによって、病原菌がいるウンチを木灰で乾燥させ衛生処理し、オシッコは水路や土に流すことによって、し尿の量を10%にすることができ、また、ウンチは乾燥するので匂いが少ない。

 また、便器以外に必要なし尿を受ける容器には、PETボトルやバケツ、ビニール袋など対応範囲も大きい。

参考情報

トイレの未来を考える会

京都大学を中心として結成された「トイレの未来を考える会」が日本水大賞(グランプリ)を受賞しました。(2012年4月5日) 京都大学

 写真)トイレの後ろにあるのが、組立前の状態。組み立ても、間違えて組立ようとすると、さし口の大きさで間違いがわかる。