「萩・むつみの恵」、女性がつくったトイレ。

  阿武町の隣、旧むつみ村、萩市むつみ地区に、今年3月30日にオープンした農産物加工販売施設「萩・むつみの恵」がある。
非常に広い駐車場、駐車スペースを表す白線が引かれておらず、どこに駐車してもいいのだろうか、非常に自由になった気持ちで車を止めることができる。自由度の高さも感じる。グランドにもなりそうだ。ちょっとした高台には、できてまだ新しいきれいな木造の建物。無理に大きくしない適度な販売スペース。そして、販売所の奥には、この施設の目玉だろう、非常にゆっくりできそうな食堂がある。
 そんな「萩・むつみの恵」も、私にとっては、職業病でトイレが気になる。トイレ視察の場となる。汚水処理施設は何だろうか?浄化槽だろうか、農集排接続だろうか、下水道接続だろうか。そんなことも大事だが、このところの私は、便器が気になるのだ。便器の男女比だ。当然、ここも小さな施設なので、普通の結果だろうと思っていたが、結果は驚いた。少し感動した。トイレの便器数で感動を感じる人間は、この日本でも100人いるだろうか?その中の一人であるのは非常にうれしい。いやいや、数か月前に意識したばかりなので全国には、1万人や10万人ぐらい同じようなことを感じるはいるかもしれない。できれば、いてほしいものだ。。。。
 さて結果は、男性、小便器2洋式便器1、女性は、洋式2和式3の合計便器5こ。非常に先進的な男女比だ。小便時に男性の2.5倍あるのが素晴らしい。ちなみに、韓国も中国も男女比を2倍以上にすることを法律で決められている。それもクリアしているのだ。ちなみに、小便時に、男性30秒に対し、女性は90秒かかる。本来なら、もしかして、3倍必要かもしれない。。。
 何かと感動してしまった私は、施設の代表Yさんに、話を聞いた。
 「誰があのトイレの数を決めたんですか?。女性トイレが5つもあって。どこの会社が決めたんですか?」
 不思議な質問だろう。便器数を質問する人はそうはいないだろう。男は女性トイレに入らない。女性は男性トイレに入らない。(とはいっても、5個のあるのは女性なら驚くかも。。。)
 「トイレは誰がとは忘れたけど、みんなで何度も何度も話して決めたんです。」
 面白すぎるのだ。そして、素晴らしいのだ。上から決めたものではなく、自分たちで決めたもの。それが、男便器3に対して、女便器5。
 後でわかったことがある。この「萩・むつみの恵」が、女性の起業による6次産業化を目指し組織されたものであるということ。当然、女性の意見が反映されやすい状況であったということ。トイレはもっと使いやすくなる。
 さて、この「萩・むつみの恵」の食堂、シェフが萩市内の有名ホテルの料理長だった方だそうだ。いつか、食べに来てみてはいかがだろうか?食べ終わった後には、当然、トイレは快適に。。。。