小松菜20kg漬けました。

 

 5月末から、毎日朝5時に起きている。5時半から1時間ほど近くのほうれん草農家の収穫のお手伝いをするからだ。このほうれん草農家さん、3月まで別の人がお手伝いしていたが、そのお手伝いさんは、4月から新しくほうれん草農家として独立した。当然、人が足りなくなり新しい人を探していたところ、私がいたわけである。阿武町に来て思ったことだが、阿武町には、このような一日は雇えないけど数時間の手伝いを募集しているという農家さんはたくさんいる。このような手伝い仕事を組み合わせていけば、ここ阿武町でも月12万以上は稼げるだろう。家賃が1万円ほど、野菜はもちろん農家からのおすそ分けと贅沢さえ言わなければうまくこなせる可能性はあると思う。
 さて、このほうれん草農家さん、小松菜も作っている。最近、小松菜の収穫ばかりなので、ほうれん草農家さんではなく、小松菜農家さんと呼ぼうかと思っていたところ、今日はフェイントでほうれん草の収穫だった。但し、明日は小松菜のなので、余計に迷う。天気予報のように、「時々」とか「のち」とか「ゲリラ」とかつけたら、私のごだわった説明が表現できるかもしれない。
 ところで、収穫の手伝いであるが、ほうれん草にしても小松菜にしても規格外のものは出せないので、たくさん捨てられることもある。生産量に比べれば、数%にも満たないかもしれないが、私の気持ちは廃棄されるものに心を動かされるわけである。だから、、、、だけではなく、食費という面で、私の食卓には、なぜか毎日のように小松菜とほうれん草が並んでいる、我ながら飽きないのに驚いている。(でも、ちょっぴし飽きてます、ハイ。)
 さて、この廃棄される生産物であるが、実は、生産量が出荷数を超えてしまうと、規格外ではなくても捨てられる。計画よりもいいものがたくさんできてもできても、売れないので捨てる羽目になるのだ。嘆いても、野菜は大きくなる。大きすぎても出荷できない。その野菜だけではなく、すべての野菜が、一日単位で迫ってくるように大きくなる。見ていて農家の大変さを毎日感じさせられるものである。
 先日、小松菜が予定より多く取れ大量に余ってしまった。立派な小松菜だったので、たくさんもらった。合計20kg。店頭で販売量、100束分、末端価格10000円ほど。早速、家で、大好きな高菜漬けのなんちゃって版を小松菜でつくることにした。
 さあ、おいしくなれよーー。と、無邪気に楽しんで作った私。20kgもの小松菜漬けを食べなければならない未来の私を想像できたのは、漬け終わって紅茶を飲んだ後のだった。